珊瑚と獅子

元化粧品メーカー勤務のアラフォー婦人が書く美容徒然

頭皮のニオイ問題。なんか脂のニオイがする。笑えないハナシ。

「ねぇ、自分からおじさんの匂いがするんだけど」

 

笑えない。
笑えた人はきっとまだお若いんでしょうねぇぇぇぇ。

 

35歳すぎから、友人界隈でこんな話題がチラホラされるようになり、当時まだそんな悩みがなかった私ときたら、「いやー、そんなことないでしょ笑。面白いご冗談を。笑」とかコメントしてた。

 

本当に笑止千万。

当時の自分に笑止千万。

 

40歳を目前にした昨年から、自分が実体験中出し、そして半数の友達からそんな話を聞くようになったし、まじで笑えない。

 

原因はなんとなくわかってる。

私の場合は生理周期に合わせて、頭皮のニオイが気になる時と気にならない時があるんで、絶対にホルモンバランスのせい。
それって更年期に突入する前の、ホルモンバランス崩れ時期に足を突っ込んだってこと。

 

話は変わるけど、女性ホルモンって本当にすごいよね。

ちょっと汚い話で申し訳ないけれど(気になる人は読み飛ばしてくれ)
妊娠中の私、ツワリが酷すぎて酷すぎて、正直洗髪なんて生きていく上で不必要項目上位項目に位置していたため、ツワリ中は一週間に一度くらいしかシャンプーしなかった。
それでも、髪はサラサラのツヤツヤだし、頭皮はスベスベ・サラサラだし、頭皮のニオイも一切なかったんですよ。
全然食べられなかった割に、肌もやたらきれいだった記憶。
妊娠初期の女性ホルモンシャワーを浴びまくってると、何もしなくても女子感高めでしたねぇ。
女性ホルモンが女性らしい髪とか肌の質感を作ってるんだな、ってあの時に体感しました。

(妊娠中の状態は人によって違うと思うので、自分の場合の話ね)

 

 

脱線した話を戻しますが、

諸先輩方が「40歳前後で何もかもの体質が変わってくる」って言ってたことを実感するやね。

いくら聞かされてても実感ないと、なかなか予防も出来なくて、いざやってくると「ヤベーヤベー」って駆け込み&慌てて対処するハメになると言う。

 

 

で、頭皮のニオイのハナシ。誰も聞きたかない私の頭皮臭語りをする。

私の場合はおっさん臭いと言うか、The・脂のニオイ。なんですよね。まぁそれをおっさんのニオイとも世間では言うんですけど。
ニオイは生理前1週間くらい前から気になり出して、自分の脂臭さにイライラしてくる。


ニオイが気になる時の頭皮も、見た目で髪の毛の根元がぺトっとベタつくまでは行ってはないけれど、指の腹で擦ると子供のようなサラサラした感触はなし。
見ると脂で指の腹がしっとりしている感じ(リアリティ)。
さらに冬は夏以上にニオイが気になるから、頭皮の乾燥とか、皮脂が汗で流れでないとかの負の相乗効果もありそう。

 

枕はなぜか脂のニオイはせず、シャンプーのニオイがついているあたり、まだセーフなのか?ツーアウトくらいなのか???

 

ちゃんとシャンプーをしても、シャンプーブラシで丁寧に洗っても、ツーシャン(2回シャンプること)しても、濯ぎ時間を長くしても、なんならシャンプーを変えてみても、冬場だったりしたら洗い立ての髪の毛をドライヤーで乾かしている側からニオイが気になり始める、と言う膝をついてがっくし。の現実。

 

 

これはスペシャルケアをするしかないんだ、なぁって気づく。

で、やったこと

  1. ヘッドスパ
  2. スカルプクレンジングを買って使う
  3. ココナッツオイルで頭皮マッサージする
  4. 押入れで眠っていたパナソニック頭皮マッサージャーを引っ張り出す
  5. 冷風に近い温度で乾かす
  6. 頭皮にローションを塗る

 

結論からいいますと、コスパ的にも効果的にも「スカルプクレンジングを週2程度で使用する」に落ち着きました。今はこれで多分解決しています。

 

 

忘備録として1〜6の記録を認めておく。

 

1:ヘッドスパ

これは普通に気持ち良いし、そこそも楽しかったんだけどもですね。

まずはヘアサロンによってヘッドスパと言えども種類が沢山あるので好み&効果&予算が合うサロンを探さなければならない上に、施術者を上手に選ばないとむしろ苦痛の時間になると言う、わりかしハイリスク・普通リターンな感想を受けました。

で色々ジプシーしまして、ようやくヘッドスパと頭皮ケアを専門として、オーナーの女性が個人でやっている隠れ家サロンみたいなところを隣駅で見つけ、門を叩いたところ本当にメチャメチャ良かったんですけど、良すぎて予約が思うように取れない。涙。やっぱりいいところは予約も争奪戦でした。
その後、ここはたまーに気分転換に行っています。頭皮チェックもしてくれるし。

 

2:スカルプクレンジングを買って使う

結論としては、これが一番良かった。お手軽だし。
私はラ・カスタを使用しています。有名どころではミルボンの炭酸シャンプーやシーブリーズのスカルプクレンズも使ったけど、私はラ・カスタを推す。

テキトーな使い方として
湯船につかる前に頭皮につけて軽く揉み込み、お湯につかる。そのうち軽くジンジンしてくるので、それを目安に洗い流して→その後普通にシャンプー。

頭の軽さ(?)と言う評価基準ががあるとしたら、そのすっきり度合い・軽さ具合はヘッドスパと変わらん。
ニオイが気になったら好きな時に使えばいいし(ただし毎日は使わない方がいい)。
本当はマッサージも加えれば尚良し、なんでしょうけど、ズボラーな私は湯船に浸かっている間はゆっくりしたいので特に何もしない。

ラ・カスタの成分が比較的良好なのですが、この成分表を見ると、自分の肌に合うオイルタイプのメイク落としで代用してもいいんじゃないか?とも思う。
頭皮も皮膚も同じものだし。
でも心が二の足を踏むのでスカルプクレンジング専門剤形を使っています。

 

 

3:ココナッツオイルで頭皮マッサージする

まず、なぜ数多あるオイルの中からココナッツオイルを選択したかといいますと、インド人の知人が「頭皮にココナッツオイルいいよー。セサミオイルよりいいよ。これってアーユルヴェーダだよ」って言っていたからです。それだけ。

これも自己流の使い方としては、お風呂に入る前に頭皮に塗り込み、軽くマッサージ(これはマッサージした)。その後湯船に浸かっている間、頭皮とその毛穴に浸透しているイメージをしながら過ごし、その後普通に洗髪。

私の使用しているシャンプーはそこまで洗浄力がガッツリしているタイプではないと思うのだけれど、シャンプー1回でそこそこココナッツオイルって落とせるのね(これはちょっとびっくり)。
まぁ2シャンが無難だとは思います。

 

これは頭皮からほんのりココナッツオイルのニオイがしないでもない(ココナッツの香りでマスキング?)。って言う仕上がりになりました。
まずは、これの良し悪しが自分でよく分からなかったのと、ケア後の頭の軽さ具合で言えば「すっきり軽い!」って言うのまでは、どう試行錯誤しても得られなかったので、やめました。

 

4:押入れで眠っていたパナソニック頭皮マッサージャーを引っ張り出す

もうね、こう言う美顔器系を買っては眠らせ、買っては眠らせ。が私の特徴なんですけど、ありましたね押し入れに(実際は引き出し内ですが)。

「ちゃんと洗えていないから皮脂が落ちていないんじゃないか?」と言う仮説のもと、まずはシャンプーブラシ(メリットの)を使っていたんですが、それでもニオイが気になったのは上述の通り。

私は製品を作る部署にいたメーカーの人間なので「そこそこ真っ当な心を持ったメーカーが企画・製造したアイテムは、そこそこ以上の効果があるものを発売している」と言う同士っぽい信頼がありまして「パナソニックさんのことだから、シャンプーブラシよりはなんらかしらに効果あるように作ってんだろうな」と言う勝手な解釈で眠っていたものを再充電・再使用。

 

使えば気持ちいいのよ。でも、これって頭皮のニオイ系よりも、主力を発揮するのはマッサージ系だよね。ってことを思い出しました。

Amazonの口コミだとニオイが気にならなくなったとか散見されたので期待をしましたが、これはね、頭皮の硬さを改善するマッサージ系です。以上。

 

 

5:冷風に近い温度で乾かす

これは高温でガーっと乾かすから頭皮が乾燥する→乾燥するから皮脂を出す→皮脂過剰でニオウ。
と言う仮説のもとの実証なんですけど。

 

結論をいいますとね、効果もなかったし、何より乾かすのに時間がかかりすぎてしんどい。ってことで2回で挫折しました。
効果がなかったって書いたけれど、効果検証するまで使用期間が保てていない。と言うのが実際のところです。

 

6:頭皮にローションを塗る

これも頭皮の乾燥が原因じゃないか論からの派生です。

でも頭皮ローションって上手く見つけられなかったのよね。いくつかは購入したんですけど。
そもそも育毛剤がこのカテゴリーに入るようで、育毛剤と頭皮ローションの境目って市場では曖昧なのね。

育毛剤も年齢的に使っておいても悪くはないのだけれど、製薬会社に勤めてた父が「育毛剤を使い始めたら、途中でやめてはならない。使い始めたら、ずっと、ずっと使い続けるんだ(注:父がなんの根拠があって言っているかは不明です)」って言ってたのを思い出しまして。
なんか育毛剤系に手を出すのは、もちょっと後ででもいいかな。って思いました。

 

あと、育毛剤系はアルコールやメントールでスーってするタイプも多くて、冬は使いづらいって言うのも、やらなかった決め手です。

 

 

ではでは。